代表者の印鑑

いわゆる「実印」です。車や家を購入した経験があれば所有しているでしょう。なければ手持ちの印鑑を市区町村役場で登録しておきます。ルール上は8mm以上25mm以内であれば大丈夫です。ゴム印やシャチハタ印は不可です。

代表者の印鑑登録が済んだら、印鑑登録証明書を発行してもらいます。1枚で大丈夫ですが、発行から3ヶ月以内ものが必要になります。

マネーフォワード編集画面

ここまできたら、マネーフォワードに入力すべきことははほとんど完了です。したの行政書士に依頼するというボタンを押すと、行政書士が電子定款をつくってくれます。マネーフォワードは無料です。素晴らしいシステムです。

会社の印鑑

一般的には3つ。実は最低限会社代表印1つでもなんとかなります。しかし、悪用など色々なリスクを考えると素直に3つ用意した方が良さそうです。こちらはマネーフォワード上で発注できます。楽天市場やAmazon等を活用して作ると若干安く作成することができますので、あえてマネーフォワードを用いる必要はないと思います。登記する前には必要になりますので、早めに発注しましょう。

会社代表印

通常の法人印鑑はこのように周囲の回文と呼ばれる場所に法人格の名称、中心部の中文に法人格の役職名「代表社員之印」という文字が入っています。回文の上に点が入っていますが、作成場所によっては有無を選べます。どちらが上か明確になるため、入れておくと分かりやすくて良いと思います。

法務局へ会社設立登記を行う際に必ず必要な印です。契約などで使用します。法務局に届け出る際に印影のサイズは一辺が10.00mm〜30.00mmの正方形に納まるもの、と定められています。その中でも直径18mmが一般的なサイズのようです。

銀行印

通常の銀行印は会社代表印と同様に周囲に法人格の名称、中心の中文には「銀行之印」が入っています。

銀行口座を開設する際に必要な印です。金融機関に登録を行います。会社の大切なお金を預かる金融機関に届け出るはんこなだけあって、会社代表印でも代用できますが、基本的に銀行印と通帳があれば窓口において預金が引き出せるため、リスク分散のために分けるケースが多いようです。銀行印は実印との区別するため、一回り小さいサイズで作成するのもありです。会社代表印が18mmであれば、16.5mmが良いのではないでしょうか。

角印

縦書き、横書きがありますが、一般的なのは縦書きだそうです。「会社名+之印」と入っています。会社名が長すぎたり、する場合は「之印」を省略したり、「之」を無しにして「印」だけにしたりするそうです。

こちらは上記二つより大きいサイズが主流だそうです。そうなると、21.0mmもしくは24.0mmになります。迷ったら、、、大は小を兼ねる。この場合意味不明ですが、でっかい方にしておきましょう。

書体

般的な法人印の書体として篆書体、印相体が人気があるみたいです。

なんとなく印鑑ぽい感じでいいですね。若干読めないくらいの方が人気があるのでしょうか。昔は偽造しにくくてこれらの字体が好まれたようですが、今の技術を使えばなんだってできてしまうので、結局は好みですかね。ちなみに私はちょっとスッキリしている篆書体を選択しました。

素材

素材は大きく3つ。相場は3個セットでこのくらいでしょうか。どのサイトを見てもピンキリで木材でも余裕で1万円を超えてくるものがありますのでなんとも言えませんが。

木材系 4000円〜

動物系 5000円〜

金属系 10000円〜

結局印影ができればいいのですから、正直なんでもいいのですが、印鑑を多用する場合はやはり耐久性が重要かと思います。割れてしまったりしたら印鑑が使えなくなってしまいます。ある程度固さが重要ですね。金属のチタンが人気のようですが、お値段が。そして導き出した答えが水牛です。木材と同等かそれ以上の耐久性と若干高級感がある気がします。お値段もそれほど変わりないので、水牛をチョイスしました。

ちなみに面倒であればマネーフォワード会社設立のクラウド状で簡単に発注できます。しかし若干手間ですが、アマゾンや楽天市場などを使えば、数千円は安く手に入れることができると思います。

マネーフォワード価格(税込み)

  • 柘(ツゲ) 7,920円
  • 黒水牛 9,900円
  • チタン   32,800円

まとめ(迷ったら)

作成:  会社代表印、銀行印、角印3つ

自体:  篆書体

素材:  水牛

サイズ: 会社代表員18mm 銀行印16.5mm 角員24mm

でどうでしょうか?安いもので5〜6000円くらいあれば作ることができます。あれこれ悩みすぎて時間をかけてもいけないので参考にしてサクッと決めてみてください。

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