資本金払込はどこに振り込むのでしょうか?まだ会社ができていないので会社の口座はありません。また、振り込んだことを証明できなければいけません。下の手順を参考にしてみてください。
マネーフォワード編集画面
個人の銀行口座を用意する
はじめに個人の銀行口座を用意します。まだ会社の設立はこれからなので、会社の銀行口座はないですよね。
銀行口座は既存の普通預金口座で問題ありませんが、通帳コピーを作成する必要があるので、できれば通帳のある銀行口座を用意しましょう。また会社設立にあたって新たに個人の銀行口座を開設する必要はありません。
資本金を振り込む
銀行口座が用意できたら次は「資本金の振り込み」です。このときに「振り込み」である点です。各発起人は設立事項の段階で、誰が払ったかを証明するため、あえて「振り込み」が必要です。振り込みは定款が認証されてから行いましょう。
通帳のコピー
通帳のコピーは次の3カ所が必ず必要です。
- 預金通帳の表紙
- 通帳の支店名、口座番号、口座名義人などが記載されている部分
- 振込人、振込日、振込金額(資本金と同額)が確認できるページ
会社設立登記の書類と同様のA4用紙でコピーすると良いでしょう。
通帳がない場合、上と同等の内容の画面を、印刷します。ここで注意が必要です。同一口座のものであることが分かるようにスクリーンショトを取りましょう。
払込証明書を作成する
払込証明書には次の7つがです。
- 払込があった金額の総額
- 払込があった株数
- 1株の払込金額
- 日付
- 本店所在地
- 会社名(商号)
- 代表取締役氏名
こちらの書類はマネーフォワードで一発で出てきます。会社代表印を払込証明書の左上に1つ、代表の氏名の右側に1つの計2カ所押して終了です。
払込証明書を製本する
払込証明書と通帳コピーをホッチキスで綴じます。順番は以下の通りです。
1.払込証明書
2.通帳コピー(預金通帳の表紙)
3.通帳コピー(通帳の支店名、口座番号、口座名義人などが記載されている部分)
4.通帳コピー(振込人、振込日、振込金額(資本金と同額)が確認できるページ)
製本した後ページを開いて、各ページの境目に会社代表者印を押印します。