好奇心旺盛であれ
歳をとるにしたがってどんどんと好奇心を失っていきます。様々な経験を経て自分流の生き方を探し、定着してきますよね。その結果、自分の好きなこと、安心できることにどんどん引っ張られていきます。やがては自分と異なる考え方や好きでないのもの、興味がないことは受け入れなくなってきます。周囲の人を見ていると、30代くらいから顕著に現れてくるのではないかと思います。
例えばPayPayを筆頭に広がりを見せているキャッシュレス決済。2020年6月30日に終了してしまいましたが、キャッシュレス決済で数%還元されることがありました。タイミングによっては10から20%も還元された人もいるでしょう。得をするのは明らかですが、支払いは現金払に限る、と頑なに拒む人がいます。収入を上げることよりも支出を下げる方が簡単にお金が溜まります。このチャンスを自ら逃したのです。
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興味がないことに歩み寄る
日本では趣味嗜好がものすごい勢いで多様化しています。音楽、映画、アニメ、筋トレ、ヨガ、アロマ、旅行、スポーツ、アウトドア、ゲーム、DIY、ガーデニング、グルメ、プログラミング、ドライブ、絵画、ペット、アイドル、ギャンブル、ファッション、コスプレ、ゲーム… それぞれが日々刻々と進化しています。コロナの影響を受け、楽しみ方も変化しているでしょう。皆さんはどの分野に興味がありますか?
もちろん自分の好きな事やものに熱中することは素晴らしいことです。しかし、どの趣味、嗜好にも、愛してやまない人たちがいます。全てを理解することは到底無理ですが、歩み寄ることはできるはずです。好奇心を持って接していると思わぬチャンスが必ず巡ってきます。
悪と決めつけない
私は、社会人になってから、ゲームやアニメは時間を奪うもので人生において「悪」だと思い込んでいました。しかし、これらの市場規模はどれだけのものでしょうか。ゲームにおいては10年連続右肩上がりに市場規模が拡大しています。クラウド型のゲームはこれから数年で数倍にも膨れ上がる見込みです。アニメに関して日本の一大産業。グローバルで市場規模が拡大しています。一体どれだけの人に感動を与えているのでしょうか。それに全く気づかずにただただ避けていたのです。見たり体験したりすると、素直に非常に面白いです。まさに食わず嫌いの状態でした。人は自分の趣味や思考に一定程度の理解を示すとグッと距離が縮まります。これだけのことで対人関係や、仕事がスムーズにいったりします。意識的に他の考え方、嗜好、文化に触れることで刺激を得ることで、知見を増やし、さらなる磨きをかけることができるはずです。