成功者の真似をしても上手くいかない
成功者は往々にしてイノベーターかアーリーアダプターです。これらの人たちは最初期もしくはかなり早い段階でトレンドに適応し導入したり、発信したりしています。コレらの層は全体の15%程だと言われています。残りの85%にはほとんど利益が出ません。YouTubeを見れば明らかです。当初から発信していたYouTuberは莫大な富を得ていますが、現在参入しても、同等の収益を得ることはほぼ不可能でしょう。理由は2つ。
- 現在も多くの人が参入している。
- 顧客の人数や時間は有限であり、シェアを取り合う必要がある。
早く始めることがいかに重要かがわかるでしょう。
成功者はさらなる高みを目指して行動している
成功者は成功した方法を教えたり、情報発信することでさらに大きな収益を生んでおり、信仰するほど、成功者の養分になります。しかし情報発信は多くの人に対して行われるため、同様の方法で参入する人が増えます。そのためレッドオーシャンに飛び込むことになるのです。
さらに成功者はすでに成功を収めた古い体験を教えて養分を吸い上げている間に、さらに新しいことにチャレンジしています。これでは成功者以外は大きな利を得ることはできないと理解しなければなりません。
自らの思考を止めない
タイトルとは矛盾しますが、成功者の真似をすることはきっかけとしては重要なことです。しかし、全てが同じ方法であれば先発した人たちに勝ち目はありません。少しでも自分なりの工夫をすることが重要です。成功者の方法を全てトレースすれば良いと考えている人が多いのではないでしょうか。それは完全に思考が停止している状態です。
成功者が成功した手法は成功者が血反吐を吐く思いで少しずつ修正をくわえながら進んできた結果、たまたまそういう結果が得られただけです。住んでいる場所も、人脈、生まれた境遇、学歴、時期、なにもかもが異なる状況で、同じ道を再現できるできません。
自らが考え、素早く行動することが重要です。