シングルタスクとマルチタスク

パソコンやスマホはメモリが増え、多くのアプリを同時に実行できます。マルチタスクに対応しています。私たちの人間の仕事の仕方はどうでしょうか?パソコンと同じようにいくつもの仕事を同時にこなすことが得意だと言う方もいるかもしれません。

会社員時代に多くの仕事を並行して行うタイプの人がいました。全く関係性のない仕事を数時間の間にいくつも切り替えます。打ち合わせの設定、役員への報告資料作り、コスト見積もり、図面の修正…。少しずつ行っては次の仕事に切り替えるスタイルです。この仕事のやり方を当時羨ましく思いました。マルチタスクの人は一見するとスーパーマンのように見えます

しかし、この仕事のやり方は結局集中力が散漫になり、実はかなり効率を悪くしてしまうやり方であると体感しました。

マルチタスクの場合、一つの仕事をこなしている間にも、別の仕事が気になってきてしまいます。すると集中しかけたところに雑念が入り、別のことを考えてしまいます。そこからさらに、別の不安やアイデアがどんどん枝分かれしていき、本来の目的さえも見失ったまま作業を進めてしまうことになります。

目指すべきはシングルタスクです。一つのことに集中して真剣に向き合い、完結してから次の仕事に移る方が、最終的にはたくさんの仕事をこなしているはずです。

シングルタスクを実行するには

一つのことに集中できないのには訳があります。不安な気持ちが湧いてきてしまうからです。あの期日はいつだったか。新たにメールが来ていないだろうか。なにか重要なことを忘れていないだろうか。自己防衛本能が働き、不安な気持ちがシングルタスクを邪魔してきます。そこで、シングルタスクの前に不安を取り除く作業を入れておくことをお勧めします。「危険度が高いもの」からやることです。危険なものからこなしていけば、不安はどんどん解消されていきます。危険ということは優先順位が高いということです。優先順位をつけ、危険なものから順に、集中してこなしていくだけで、シングルタスクができるようになります。私の経験ではマルチタスクよりシングルタスクの方が、はるかに効率よく仕事ができ、良い結果を得ることができました。どうやら人間の脳が一度に注意を向けられる総量には限りがあるようで、脳の構造上もシングルタスクが好ましいようです。雑念を取り払い、一点集中でいきましょう。

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