自立≒孤独 仲間≠友達

自立と孤独は似ている

一流の人は自立しています。自立するためには孤独である必要があるかもしれません。そして、孤独であっても気にせず、一人でもどんどん前へ進んでいきます。私の経験では、超一流の人と一緒にいると自分も進んでいこうとしているのにどんどん離されていくような感覚に陥ります。

このことは漫画などでもよく現れていると思います。例えばワンピース。主人公のルフィーは「俺は海賊王になる」と決めました。これは一人であろうと、何が起ころうと揺らぎません。「やっぱり海賊王はちょっと無理そうだから、近場の町で友達と楽しく過ごそう。」となったら、魅力に欠ける物語になりますね。

仲間と友達は違う

孤独と書きましたが、初めは孤独でも、実は自立していると、自立している「仲間」が集まってきます。ルフィーの仲間もそれぞれの目的があり、それぞれが自立していると考えていいと思います。例えば海賊狩りのゾロは世界一の剣士になるという別の目標に向かって自立して行動しているわけです。ここで「仲間」というのは「友達」とは少し意味が異なります。仲間はそれぞれ自立した人間が集まっている状態だと思います。なのでライバルになる人物も存在するかも知れません。お互いが切磋琢磨し合い、その先にあるのは成長です。友達は馴れ合いで付き合っている人の集まりです。職場の同僚、学校の同級生、幼なじみ、近所に住んでいる、などのきっかけでできた関係が多いと思います。反論を恐れず言うと、極論友達はいなくてもいいと思います。それよりも自立した仲間を見つけることが大事です。