習慣はテキトーから
習慣の力は本当にすごい。そもそも今の自分は過去の習慣によって形成されているため、現在の自分に対しては何も言い訳できません。悪い習慣の影響だってあります。食後に甘いものを食べてしまって太ってきた、スマホばかりみて目が痛い、夜更かしして日中眠気で集中できないなど、今の状態の全てが習慣によって形成されています。
習慣に関して数多くの書籍が出版されていますが、習慣を制すれば人生をも制すことができると断言できると思います。人間の能力なんてそこまで差はありません。何を毎日コツコツやるかで大きく変わってくることを日々実感します。私たち夫婦は運動音痴です。ふとあるダンスグループにハマり、子供にダンスを習わせることに。当然親はダンスとは無縁です。何も踊れません。やはり蛙の子は蛙。正直なところ我が子を見てセンスがないと思っていました。紆余曲折ありましたが、現在子供はダンス歴2年。暇な時、勝手に体が踊り出しています。いつの間にか様になってきています。続けているのだから当たり前と言えば当たり前ですが、まだ小学生の子にも習慣の力を感じます。このまま何十年と続けたらどこまで上手くなるのだろうかと。決して私たちも遅くはありません。余命まで自分が良いと感じた習慣を続ければいいのです。
習慣とするには
とは言ってもなかなか続きません。毎日ウォーキングすると決めたとしても、天候が悪い、体調がすぐれない、仕事で疲れている、などやめたくなる理由はたくさんあるわけです。習慣化したいことは楽しいことばかりではないので当然です。
この場合どう対応しているでしょうか。3日坊主にならないようにと頑張ってやってみるものの、どうしても我慢できずに止めてしまったことが数知れずあります。頭で不快だと思っているのでどうしようもありません。特に意思の弱い私は1日坊主もよくありました。これをなんとかする方法は、一つしかないと思います。それはテキトーにやることです。「ちょうどよくふさわしい」の意味の適当ではありません。「いい加減でゆるい」という意味のテキトーです。きちんとこなすことを目標にしてしまうと達成できなかったときに、すごく不快になってしまいます。この不快感が習慣化を妨げる原因です。不快を取り払うことがコツなのです。そのために目標もテキトーに決め、ルールもテキトーに設定するのです。ただしテキトーでも続けることが絶対条件です。
3日坊主だろうが大丈夫です。4日目に休んで5日目から再開できれば少しずつ定着してきます。レベルを極端に下げることも有効です。毎日ウォーキングするという目標に対して、気分が乗らなければ10歩で終えても良いと思います。自分がルールなのでルール変更もテキトーにすればいい。またやろうと思えるような考え方や仕組みを作ることが何よりも重要です。
テキトーにやって習慣にしましょう。