幸せの基準
自己啓発本や成功体験を綴った書籍がたくさん出ているのに、日本の多くの人が幸福を感じていないのはなぜでしょうか。得ているお金が満足に得られていないからでしょうか。人間関係がうまくいかないからでしょうか。
一つの答えとして幸せの基準を他人にしている可能性があります。日本人は懸命に働き貯金をします。その貯金額が同じ年代の額と比べて多いか、少ないかで一喜一憂します。平均よりも十分に保有していればある程度安心します。しかし永遠に満足するこありません。たくさん保有しても満足せず、失うことを恐れます。生活するのに十分な金額を手にしているのに。しかしお金持ちが不幸かというとそうかもしれないし、そうでないかもしれません。幸せかどうかはやはり本人の考え方によるものでしょう。他人と比較してしまうと自分が世界一の「何か」になるまで幸せを感じることはできません。もし世界一になったとしてもその喜びは僅かな時間だけでその後幸福度はどんどんと落ちていきます。
そうならないためにも、幸せの基準を自分で決める必要があります。その基準を超えていたら良いのです。さらにその幸せの基準が自分にあればきっと幸せを感じることができるはずです。